飛行機内での盗難に注意して。シンガポール発の便で複数の乗客が現金330万円被害、東京発の便でも

窃盗事件が起きたのは、シンガポール航空の子会社でLCC(格安航空会社)のスクートの機内でした
シンガポール航空のLCC子会社スクート
シンガポール航空のLCC子会社スクート
JethuynhCan via Getty Images

どこにも逃げ場がなくて安全そうにみえる飛行機内でも、金銭は盗まれるから気をつけてーー。

ベトナム発シンガポール行きの国際線で、複数の乗客が計2万3000ドル(約330万円)の現金を盗まれる事件が起きた。

アメリカのCNNやシンガポールのメディアCNAが報じている。

CNAによると、窃盗事件が起きたのはシンガポール航空の子会社でLCC(格安航空会社)のスクートの機内。12月18日のベトナム・ホーチミン発シンガポール・チャンギ空港行きの便で、午前9時半から午後0時半の間に3人の乗客が被害に遭った。

容疑者は52歳の人物で、乗客のバッグやリュックサックから現金を抜き取った疑いが持たれている。

CNNは機内での窃盗は思うよりも発生していると指摘する。

10月には、香港警察が乗客からクレジットカードを盗み取る犯罪が到着便で増えているとして、注意喚起をした。

9月には、東京発台北行きの国際便で乗客の機内持ち込み荷物から現金を盗んだとして男が逮捕されている。

注目記事