元KAT-TUNのメンバーでアーティストや俳優として活動する赤西仁さんが、12月17日放送のフジテレビ系『まつもtoなかい』に出演。MCの中居正広さんとのエピソードを明かし、その内容に反響が寄せられている。
赤西さんは2014年にジャニーズ事務所(当時)から独立した後、中居さんから人づてにお年玉をもらっていたことを告白。そのお年玉に自身が「救われていた」と話し、感謝を自分の言葉で直接伝えていた。
中居さんのお年玉「寂しいときに救われた」
赤西さんが地上波のバラエティー番組に出演したのは10年ぶり。中居さんに「10年間ずっと会いたかった」と対面で伝えた。
旧ジャニーズ事務所から独立してからは、ソロで音楽活動などを続けてきた。
赤西さんは「(今年)独立して10年なんですけど。独立してから離れていく方がいるじゃないですか。ちょっと辛いときもあった」と当時を振り返った。
続けて、「その時に人づたいで中居くんがお年玉をくれたんですよ。(事務所を)辞めているのに。(辞めてから)2年目も、3年目も人伝いで(お年玉をくれて)」と話した。
中居さんはそれを聞くと「あーそうだったかぁ」と恥ずかしがりながら、はぐらかし気味に受け止めていた。
赤西さんが中居さんに感謝を伝えようとしたが、当時のマネージャーから「中居はそういうの恥ずかしがるから」と断られた経緯も明かされた。
赤西さんは「(だから)全然お礼が言えなくて。それ(お年玉)ですごく救われて。めちゃくちゃうれしくて。寂しいときに救われた」とした。
お年玉をあげた「理由」が胸を打つ
中居さんはなぜ、当時の赤西さんにお年玉をあげていたのか。その理由について、中居さんは次のように語った。
「この10年の間に会社を辞めるだとか、グループを抜けるってそんなにスタンダードじゃなくて。ほぼほぼ(赤西さんが)初めてだった。教科書もなかった。脱退する人とか会社を辞める人って理由は本当に様々。被るっていう人がいないくらい。(それに)赤西は自分の保身のために『こういう理由だから』と喋るタイプでもない」
「(独立後に)赤西が僕の歌番組に1人で出てくれて、(ソロの)パフォーマンスを聴いて『1人でやりたかったってこういうことなんだ』って僕は強く感じた。これは本当に1人じゃないと(できないかもしれないし)、タイミングとかやりたい音楽が、(前の)会社とグループではできないって僕は感じた。それ(当時のジャニーズ事務所を退社すること)はなかなかスタンダードなことじゃないから、理解も得られないし、出て行ってからもお話しするわけではなかったので、(赤西さんに対して)無関心じゃないよってことが伝わればいいなと」
赤西さんは中居さんの言葉を聞き、「超うれしいです」と溢れる気持ちを吐露していた。