ウィル・スミスの平手打ちは、結婚生活を救っていた。妻が明かす

平手打ちがなければ、自分たちの関係はどうなっていたかわからないとジェイダ・ピンケット・スミスさんがインタビューで語りました

俳優のジェイダ・ピンケット・スミスさんが、夫ウィル・スミスさんの2022年アカデミー賞授賞式での平手打ちが「結婚生活を救った」とデイリーメールのインタビューで明かした。

ピンケット・スミスさんは「それまで何年もウィルと別れるべきか考えてました。でもあの平手打ちで、私は決して彼の元を去ることはないだろうとはっきりしました」と語っている。

(左から)映画『自由への道』のプレミア試写会に参加したウィル・スミスさんとジェイダ・ピンケット・スミスさん(2022年11月30日)
(左から)映画『自由への道』のプレミア試写会に参加したウィル・スミスさんとジェイダ・ピンケット・スミスさん(2022年11月30日)
MICHAEL TRAN via Getty Images

問題になった平手打ち

ウィル・スミスさんは2022年3月のアカデミー賞授賞式で、妻の髪型を揶揄したコメディアンのクリス・ロックさんを平手打ちした。

当時、ピンケット・スミスさんは脱毛症のため頭髪を剃っていたが、ロックさんは、その髪型を1997年の映画『G.I.ジェーン』を絡めたジョークに。これを聞いた夫のスミスさんがステージに上がり、ロックさんを平手打ちした。

スミスさんはその後謝罪したものの、暴力的な行動は強く批判され、10年間アカデミー賞関連イベントへの出席が禁止された

(左から)アカデミー賞授賞式の壇上に立つクリス・ロックさんとウィル・スミスさん(2022年3月27日)
(左から)アカデミー賞授賞式の壇上に立つクリス・ロックさんとウィル・スミスさん(2022年3月27日)
Myung Chun via Getty Images

ピンケット・スミスさんは「2022年の授賞式は欠席するつもりだったが出席してよかった」と語っている。

「あれ以降、良いことがたくさん起きたので、私は『神聖な平手打ち』と呼んでいます」

ふたりは1997年に結婚したものの、関係は2022年のアカデミー賞授賞式以前に難局を迎えていたという。ピンケット・スミスさんは2023年10月に放送されたNBCのインタビューで、2016年から別居していると明かしている。

「2016年になる頃、私たちは疲れ果てていました。お互いに、相手がどうあるべきかという幻想にとらわれていたと思います」

物議を醸した平手打だが、ピンケット・スミスさんは「もし(平手打ち)が起きていなかったら、私たちの関係はどうなっていたかわかりません」と述べている。

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

注目記事