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年賀状印刷サービス会社のフタバは12月1日、「年賀状」に関するアンケート調査を実施しました。「今年年賀状を出す予定があるか」や「年賀状をもらった時どう思うか」などについて200人に聞き、その結果を発表しました。
全国で配達される年賀状は14年連続で減少しています。年々減っている正月の年賀状と、年賀状を送るという文化。あなたはどうしていますか?
生の声をご紹介します。
今年、年賀状を出しますか?
まず、今年年賀状を出す予定の有無について聞いたところ、「出す予定がある」と答えた人は99人で、「出す予定がない」と答えた人が86人、「未定」が15人という結果になりました。
「出す予定がある」と答えた人からは、「本当は出したくないが、会社での立場上、上司に出さないと評価が落ちそうで出さざるを得ない」「自分からは出さないですが、送られてきたら送ろうと思っています」といったような消極的なコメントも寄せられていました。
一方で「出す予定がない」と答えた人からは、「LINEなどのSNSで新年の挨拶をするので、年賀状は出さない予定です」「値段が高くなったこともあり数年前からやめている、特に不都合もないから」という声があがっていました。
「未定」と回答した人からは、「私の職場も、主人の職場も、年賀状をやめましょうということになり、親戚周りを出すかやめるか考え中」などの意見があった。
出さない人の新年の挨拶、その方法は?
さらに、先の質問で「年賀状を出す予定がない」と答えた86人に、年始の挨拶の仕方を聞いた。
「年始の挨拶はしない」と答えた人が14人、SNSが16人、メールが18人だった。
次に多かったのが「直接会う」が19人で、最も多かった答えが「LINE」の62人となった。
「LINE」や「メール」「SNS」と答えた人からは、「手軽で便利だしお金もかからない。それで十分」「仕事関係はもともと年賀状のやり取りをする習慣がないし、友人や親戚とはいつもSNSやLINEで繋がっているからです」といった声が寄せられた。
日本の年賀状文化は必要?
日本の「年賀状文化」についてはどんな意見が集まったのでしょうか。
この質問に「必要」と答えた人は43人、「不要」と答えた人は50人、「どちらでもない」と答えた人が最も多い107人という結果になりました。
必要派の人からは、「手書きで何かを伝えるという機会が年賀状以外ではほとんどなくて寂しいから」「日本独自の文化であれば、途絶えさせるのは抵抗がある」というコメントが寄せられました。
不要派の人からは、「手紙しか連絡手段がなかったころの文化だと思うので、今はLINEなど瞬時にメッセージを送る手段があるから不必要だと思う」「時代の移り変わりによって文化も変わる。年賀状は役割を終えたと思う」といった声が上がりました。
どちらでもないと答えた人からは、「したい人たちだけしたらいいと思う。相手に強要すべきではない」「良い文化だから残ると良いと思う半面、実際につくるのは面倒くさいとも感じている」との意見がありました。