TBSの安住紳一郎アナウンサーは11月29日、日本海テレビ幹部による「24時間テレビ」の寄付金の着服問題について言及した。
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鳥取県に本社を置く、日本テレビ系列の日本海テレビは28日、同局の元経営戦略局長の男性が、2014年から9年間に渡り、会社の売上金など合わせて約1118万円を着服していたこと報告。着服金の中には「24時間テレビ」の寄付金も含まれていた。
この問題に対し安住アナは29日、自身がメインキャスターを務める「THE TIME,」で、怒りを募らせる視聴者の声を紹介した上で自身の見解を述べた。
視聴者の声には「毎年少ないですが募金をしています。こういう着服があると来年はどうしようと思う」「寄付した方の厚意が1人の欲望のために使われた到底許せることではない」「10年も着服行為が分からなかったのはあまりにも管理がずさんではないか」という意見などがあった。
安住アナは「ショックなニュースですが…」と前置きした上で、「確かに募金という行為は本当に人の厚意ですから、こういうことがありますと募金自体に対しても不信感というのが出てきますね」と述べた。
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人の善意を踏みにじるような日本海テレビ社員による「24時間テレビ」寄付金の着服。他の放送局もこぞってこの問題を取り上げた。
テレビ朝日の『報道ステーション』でメーンキャスターを務める大越健介さんは28日、このニュースを報じる際、「『愛は地球を救う』と謳って集められていたお金を、自分の懐に入れていました」と辛辣にコメントしていた。