ルイ・ヴィトンの2023秋冬コレクションの中で、ひときわ目を引くアイテムがある。
パッと見ると、白いショート丈の靴下と黒のパンプスを組み合わせているように見えるが
実は、これすべてがブーツなのだ。
肌、白いソックス、黒のパンプス...全てが繋がったレザー仕立てのアンクルブーツになっている。その名も「イルージョン・ラインアンクルブーツ」(境目を錯覚してしまうブーツ)
Advertisement
シューズとソックスは手作業でペイントされており、「ソックス」はリブ編みでLVのイニシャルまで入っているというこだわりようだ。
このブーツはルイヴィトンのウェブサイトで37万5100円で販売されている。
日本のサイトでは薄い肌色のアンクルブーツの1種類のみの取り扱いだが、海外用の英語サイトでは肌色は薄い色と濃い色の2色、形もアンクル丈と膝下丈のロングブーツの2種類が展開されている。
Advertisement
ソーシャルメディアではブーツの肌色について、「白い肌だけじゃないよね?」「何色展開してるの?」など多様性への配慮を気にする声も見られた。
ファッション誌Vogueによると、最近ハイブランドではこうした目の錯覚を利用したファッションがトレンドになっているようだ。