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2023年の冬季ボーナスは3年連続で前年を上回りそうだ。
みずほリサーチ&テクノロジーズの予測によると、民間企業では前年比2.5%増加し、ボーナス支給額は平均で40万2730円になる。伸びは前年を下回るものの、冬のボーナスとしては3年連続の増加という。
春闘で高水準の賃上げが行われたことに加え、人手不足による労働需給の逼迫もあいまって、基本給などの所定内給与が上がっている。さらに、企業が価格転嫁を進められたことで、どれくらい稼げているかを示す経常利益が増益傾向にあることも、ボーナスの押し上げにつながっているという。
国家公務員と地方公務員の支給額は、同4.2%の大幅増加で平均76万5375円になる推計だ。人事院が2023年度の国家公務員の給与について引き上げを勧告した際、ボーナスは年間4.40カ月から0.1カ月分の引き上げが望ましいとしたため。
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多くの自治体が地方公務員の給与を国家公務員に準じて決めることから、地方公務員のボーナスも増える見通しだ。