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アメリカのバイデン大統領が誕生日に投稿した写真に対して、反響と批判が広がっています。
反響が広がった理由は、誕生日ケーキの見た目のインパクト。一方で批判が寄せられている、イスラエルの攻撃によって誕生日を祝えない大勢パレスチナの人たちがいることへの憂慮からです。
バイデン大統領は11月20日に81歳となり、アメリカの大統領としての史上最高齢記録の更新を続けています。当日にインスタグラムで、誕生日ケーキを前に笑顔で座っている写真を投稿しました。
投稿を見た人から注目を集めたのはテーブル上の誕生日ケーキ。大量のろうそくが刺さっており、ケーキ自体が燃え上がっているように見えます。
投稿の中で「146歳の誕生日にもなると、ろうそくのスペースがなくなるみたいだね」と高齢を自虐するジョークを綴りました。
この投稿を見た人からは「1000歳の誕生日」「ケーキもう少し大きくてもよかったんじゃない」といった反応が寄せられました。
記者会見などで度々年齢を自虐してきたバイデン大統領ですが、高齢による業務への支障を問題視する声も上がっています。
CNNによると今年に入って歩行補助の器具を処方されたり、歌手のブリトニー・スピアーズさんとテイラー・スウィフトさんを言い間違えたりしたことなどが有権者からも懸念されているようです。
またバイデン大統領のインスタ投稿には、ジョークを楽しむコメントも見られる一方、大統領への批判や懸念のコメントもたくさん寄せられました。
イスラエルとハマスの衝突をめぐって、空爆による多数のパレスチナ市民の犠牲者を出しているイスラエルに対して、バイデン大統領が軍事支援の表明をしたことなどが批判されています。
「あなたのイスラエル支援で、6000人のパレスチナの子供たちは誕生日を祝えない」「パレスチナに自由を」といった批判コメントも数多く寄せられました。