東京都は2024年度から、都内在住の保護者がいる東京都立大学の学生の授業料を無償化する。世帯年収が約910万円未満の場合、授業料を全額免除する。保護者が学生本人に加えて2人以上の23歳未満の子どもを扶養している場合は、年収約910万円以上の世帯でも半額を免除する。
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東京都立大学の学部や大学院(修士課程)の学生らが対象。2024年度以降に入学する新入生だけでなく、在学生も授業料の免除を受けられる。
所得要件に加え、「高校卒業から大学入学までの期間が2年以内」といった年齢にかかわる条件もある。
その上で、東京都は「国籍や成績などの要件がある」としている。詳細が決まり次第、大学を運営する法人のホームページで公表するという。
保護者が都内に住んでいない学生に対しても、すでに運用している授業料の減免制度を従来通りに適用する。経済的な理由で授業料の納付が難しい場合、全額や半額を免除するという。