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沖縄美ら海水族館で、サメとエイの見た目を掛け合わせたかのような「シノノメサカタザメ」の赤ちゃんが公開され「どっちなんだい?」などと話題になっています。
美ら海水族館の公式サイトによると、赤ちゃんは生後1カ月。黒と濃いグレーの体に、白色の斑紋や縞模様が広がる特徴的な見た目をしています。
「シノノメサカタザメ」は名称にサメが含まれ、「サメのような姿」とも言われますが、実はエイの仲間。インド洋や太平洋の熱帯域に生息し、成長すると全長2メートル以上にもなるそうです。
成魚になると、赤ちゃんの時のような鮮やかな色合いではなく、カーキ色のような落ち着いた色合いに変化します。
美ら海水族館の公式サイトによると、シノノメサカタザメはIUCN(国際自然保護連合)のレッドリストでCR(Critically Endangered:絶滅危惧)に分類されている希少種で、水族館での繁殖例はほとんどないそうです。
美ら海水族館では、2023年10月6日にメスとオスがそれぞれ5個体ずつ誕生し、生まれた赤ちゃんエイの状態が安定したことを確認して、展示を開始しました。
X(旧Twitter)上では、「会いに行きたい」「小さなUFOみたいで可愛いすぎる」などと反響が広がっています。
今しか見られない貴重なシノノメサカタザメの赤ちゃん。ぜひ、この機会に美ら海水族館に足を運んでみてはいかがでしょうか。
展示の詳細はこちら。
【展示場所】
沖縄美ら海水族館「サンゴ礁への旅 個水槽」エリア
【展示個体】
シノノメサカタザメの赤ちゃん 2個体(メス1、オス1)
全長:40~47㎝,体重:0.7~1.3㎏
※生物の状況により展示を終了する場合あり