コロナ禍以降、おなじみになった置き配サービス。アメリカ・フロリダ州で置き配されたウーバーイーツに忍び寄る招かれざる影をカメラが捉え、驚きが広がっている。
地元テレビ局によると、動画を撮影したのはオーランドの住宅の玄関に設置されたセキュリティーカメラ。11月3日、この家の住人がウーバーイーツで注文したメキシカンファストフードの「タコベル」が置き配された時のものだ。
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45ドル(約7000円)分のタコベルを両手に抱えた配達員が玄関に近づいてくる。ドアの前に注文の品を置き、持っていたスマホで写真を撮った後、配達員は去っていった。
次の瞬間、玄関に向かってのそのそと近づいてくる黒い影が現れた。
クマが食べ物の入った紙袋に一目散に向かい、紙袋をくわえて踵を返して去っていく姿がばっちり映っている。直後に、今度は飲み物も盗んでいったという。
注文の品を取りに玄関ドアを開けた住人は「え?」と驚いた様子だ。一緒に取りにきた子どもは玄関先まで出て、辺りを見まわした。
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住人は地元テレビ局の取材に「もう食べ物を玄関前に置き配してもらうことはやめます。カメラで外の様子を確認してから出かけるようにしています」と話した。
今回のハプニングは配達員のミスではなかったが、ウーバーイーツはこの家族に返金したという。