マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチローさんが2023年も高校球児へ指導を行った。この指導は米国でも話題になっており、MLB公式は「映画のような話かもしれないが…」などとイチローさんが打った衝撃弾について取り上げている。
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イチローさんは11月4日から2日間、北海道・旭川東高の野球部で指導を行った。TBSによると、イチローさんはフリー打撃を実演。打球は校舎に直撃したり、屋上に乗ったりするなど、50歳とは思えないパワーを見せた。
また、そのうち1本は校舎の窓ガラスを直撃。イチローさんは窓ガラスを割ってしまったことに対して、子どものような顔つきで申し訳なさを滲ませた。
この一連の状況をMLB公式は「あなたが数学の授業を受けていると想像してみてほしい」と前置きをした上で、次のようにつづった。
「突然ボールが窓を突き破り、あなたの机に着弾する。しかもそれは普通のボールではない。将来の殿堂入りがほぼ確実なイチロー・スズキが打ったホームランボールなのだ。映画のような話かもしれないが、実際に高校で起きた出来事だ」
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イチローさんは、自身の現役引退後の打球の飛距離について「49歳より50歳の今の方が伸びている」とTBSに話している。