アメリカ・テキサスのスーパーが製作した「ミニオン」のケーキのビジュアルが、「残念すぎる」とTikTok上で話題を呼んでいます。
米メディアInsiderなどによると、TikTokに動画を投稿したのはケーキを注文した本人のソーニャさん。息子の誕生日パーティーのため、息子が好きな映画『怪盗グルーの月泥棒』のミニオンの形をしたケーキを、スーパーチェーンHEBで注文しました。
イメージ写真も送り、電話でスタッフと通話した際には「グラデーション無し」など、希望するケーキの特徴を確認しながら依頼したといいます。
しかしソーニャさんが店から受け取ったのは、ミニオンとは似ても似つかない「モンスター」のケーキでした。(実際のケーキの写真は投稿2枚目)
世界がビックリ。残念すぎるミニオンケーキ
ソーニャさんが受け取ったケーキは「グラデーション無し」との要望が無視され、最上部は黄色で、その下は緑、最下部が青というグラデーションになっています。ミニオンの1番の特徴でもある目はケーキの側面についていて、今にも落ちそうなほどの存在感。トレードマークのゴーグルも着けていません。
あまりにも残念なケーキのビジュアルに、ソーニャさんは「なにこれ?」「なんでグラデ?」「ゴーグルはどこ行ったの?」などと笑いながらコメントしました。
ソーニャさんが投稿したTikTok動画は11月4日時点で230万の「いいね!」を獲得し、動画の閲覧数は1500万回を越えています。
動画を見た人からは「想像の10倍酷かった」「直しようがない」「まさかこれにお金を払ったなんて言わないで」などのコメントが殺到。世界中で大きな反響を呼んでいます。
「ミニオンケーキ」のその後は…
「直しようがない」とのコメントすら届いたケーキですが、ソーニャさんはその後投稿した動画で、自ら修正したケーキの写真を公開しました。
グラデーションの部分には、デコレーションとして載せてあったバースデーリボンを巻きました。また、ミニオンの目の部分は取り、代わりに印刷された「本物仕様の目」をケーキの上に飾っています。ソーニャさんの工夫により改良されたケーキは、ミニオンらしいビジュアルとなりました。
HEBの広報担当者は、同社の各店舗に関して「顧客に高品質の製品を提供し、購入行為に対して満足できるよう努めています」と述べています。一方で、「お客様のご不満は理解しており、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。適切な対応に取り組んでいます」と説明しています。