北海道紋別市にある日本で唯一のアザラシ専門の保護施設「オホーツクとっかりセンター」は10月4日、公式インスタグラムでアザラシの動画を投稿。500件以上のコメントが寄せられ、話題になっています。
動画に登場したのは、ワモンアザラシのかつのりくん。同施設のホームページによると、「紋別港内の岩場でケガをして弱っているところを漁師さんに助けられた」そうです。
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動画では、首と顔をぎゅーっと縮めて、体がもちっとしたフォルムになったかつのりくんの様子が映し出されています。
実はこれ、ご飯を食べた後、プールに帰りたがらない時の様子だそう。「かっちゃん」と飼育員の人に呼びかけられても、チラ見するだけですぐ「ぎゅっ」として聞こえないフリをしています。
オホーツクとっかりセンターに話を聞くと、「かつのりは嫌な時や不満な時に聞こえないふりをしたりします。その際にギュッと首を縮めることがあり、今回はその時に撮影した動画です」とのこと。
「恐らくプールに帰って来るのが嫌で、首をギュッと縮めてアピールしていました」と撮影当時の様子を説明しました。
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普段のかつのりくんは「比較的真面目で飼育員の言ったことに抵抗する(反抗する)ことは少ない」そうで、投稿でも「珍しいツンなかっちゃん」と紹介しています。
コメントには、「お顔が渋めでかわいい」「なんつー可愛さ」などかつのりくんの可愛さにノックアウトされている声や、「ギュッてしてるお顔が別人のオッサンみたいに見えるのは私だけかな」「私が顔のエクササイズする時と似ている」など、人の顔に似ているという声も。
かつのりくんはその後、「飼育員が呼び続けると、満足したタイミングで自力でプールに帰って来ました」そうです。