9月22日に発売が開始されたiPhone15。
充電端子がUSB-C型へ移行されたことなど、大きな変化が話題になった一方、多くの消費者の目を引いたのがその値段。Appleの公式価格は12万4800円で、iPhone14のエントリーモデルと比較して5000円の値上がりとなり、「高くて買えない」という悲鳴も聞かれました。
そんな中、「海外でiPhoneを買うと安くなる」という話を耳にしたことがある人もいるかもしれません。アップル製品の国際的な価格比較を公開しているNukeniは、iPhone15シリーズの各国の免税価格を、38の国と地域で調査し、その結果を10月4日に発表しました。
海外旅行者がiPhone15シリーズを最も安く買える国は?
iPhone15 Pro免税価格が安い国(128GB)
第10位 香港(16万4400円)
第9位 ベトナム(16万3592円)
第8位 台湾(16万2733円)
第7位 イギリス(16万1694円)
第6位 オーストラリア(16万260円)
第5位 韓国(15万9733円)
第4位 タイ(15万8661円)
第3位 アメリカ(最低税率で14万9602円)
第2位 中国(14万7573円)
第1位 日本(14万5273円)
調査の結果、iPhone15 Pro(128GB)の免税価格は、日本が最も安価であることが判明しました。全13モデル中12モデルで日本の免税価格が世界最安でした。
この結果が意味するものとしてNukeniは、iPhoneの「ついで買い」を目的に、日本を旅行先として選ぶ海外観光客が増加する可能性を指摘しています。
例えば、地理的にも日本に近い韓国の免税価格は、日本より約1万5000円高額です。日本への旅行のついでに、iPhoneを購入する金銭的メリットは少なからずあると言えるかもしれません。
一方、日本に住む人が海外に渡航してiPhoneを購入する金銭的メリットはほとんどないに等しいことが、調査結果から結論付けられました。
モデル別の免税価格のランキングは、次のとおりです。