SMAPの権利はどうなる?廃業予定のジャニーズ記者会見で弁護士が語ったこと

記者会見では、新会社を設立すると発表した。
ジャニーズ事務所が10月2日、会見を開いた=東京
ジャニーズ事務所が10月2日、会見を開いた=東京
Tomohiro Ohsumi via Getty Images

ジャニーズ事務所は10月2日、東京都内で記者会見を開き、10月17日付で社名を「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更し、タレントを管理するために別に新会社を設立すると発表した。それに伴い、質疑応答では、楽曲のコンテンツの管理についての質問が上がった。

これまでジャニーズ事務所に所属したタレントの楽曲や肖像権について、同事務所の木目田裕弁護士は、

「新会社で活動するタレントは、全て新会社が(肖像権などを)保有できるようなスキームを作っていきたい。スマイルアップ社が新会社から収益を吸い上げるようなことにならないよう、分断したスキームにしたいと考えている」と答えた。

また、SMAPなど過去に解散したグループや、これから独立するグループなどの楽曲の扱いについて聞かれると、

「具体的なスキームと、どこまでどういうふうにやっていくか、まだこれから最終的に詰めてところなので、ここでは回答できる状態ではないことは、理解してほしい。新しい新会社を作って、古いスマイルアップ社は廃業していく、再出発する、そのためのスキームということ。スキームの具体的な各論中の各論は、今後はきちんと詰めさせていただきたい」と述べた。

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