「『母親なんだから』って言葉は呪いのよう」2歳の娘を育てる最上もがさんの投稿に、共感の声広がる

アイドル「でんぱ組.inc」の元メンバー、最上もがさん。「みんなの母親じゃないし、誰かの理想の母親になるつもりもない」ともつづりました。
最上もがさん(2016年撮影)
時事通信社
最上もがさん(2016年撮影)

「母親なんだから」って言葉は呪いのように感じるーー。

アイドルグループ「でんぱ組.inc」の元メンバーで、現在はタレントやモデルとして活動する最上もがさんが、インスタグラムに投稿したメッセージに大きな反響が広がっている。

「 誰かの理想の母親になるつもりもない」

最上さんは、2021年5月に第一子を出産。未婚のシングルマザーであることを明かしており、インスタグラムなどで自身の考えを度々発信してきた

最上さんは9月26日のインスタグラムへの投稿で、 「私は自分が母親になったことで『母親なんだからこれは控えよう』と思ったことがないかも」と切り出し、「母親なんだから」という言葉への違和感を明かしている。

自身の髪型やメイク、着る服や言動において「“34歳の最上もが”として、意識しているだけ」だといい、「もちろん、娘がいることによって見え方が変わったことや経験して知ったこと、価値観の変化はあるけれど」とした上で、こう続けた。

「『母親なんだから』って言葉は呪いのように感じる。

みんなの母親じゃないし、笑

誰かの理想の母親になるつもりもないし(これはアイドル時代にも思ってた)」

「他人が“母親を格付けすること”も違和感しか感じない」

さらに、2歳になる娘とのエピソードを明かしながら、「娘にとって、大好きなママ でいたい」との率直な気持ちをつづった。

投稿には、白いエアリーなワンピースに身を包む最上さん自身の写真が添えられた。

この最上さんの考えには、共感の声が殺到。ユーザーからは「最上さんの考えが本当に大好き」「同じように考えてます」「私もお母さんなんだからと言われる事に違和感しかありませんでした。こうやって包み隠さず発信してくれるもがさんに感謝です!」などのコメントが多数寄せられている。