向井理さん主演のドラマ「パリピ孔明」(フジテレビ系、水曜22時放送)で、異彩を放つ存在感を見せている菅原小春(すがわら・こはる)さん。
ダンサー、振付師としてのキャリアを持つ菅原さんは、NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」や朝ドラ「おかえりモネ」に俳優として出演するも、民放ドラマは今回が初出演だ。
人気シンガー役を演じる菅原さんは、どんなアーティストなのか?
K-POPなどの振付師としても人気
菅原小春さんは、1992年千葉県生まれ。アメリカなどでダンスの修行をし、10代の頃から様々なダンスコンテストで優勝してきた。
米津玄師さん、三浦大知さん、少女時代、SHINeeなど国内外の有名アーティストの振付師やダンサーとして活躍しており、世界的にその実力が認められている。2018年末の「NHK紅白歌合戦」に米津さんが初登場した際には、菅原さんと共演し、ともにパフォーマンスを披露した。
2019年には、アメリカの経済誌「フォーブス」の、世界に影響を与えるアジアの30歳以下の人々を30人に選出された、数少ない日本人となった。
プライベートでは、高知のよさこい祭りに参加したことをきっかけに、2021年の夏に東京との二拠点生活を始めたと、高知新聞の取材で明かしている。
向井理さんも絶賛のパフォーマンス力
菅原さんが「パリピ孔明」で演じるのは、ハイレベルなダンスパフォーマンスと歌唱で注目を集める人気シンガーのミア西表(みあ・いりおもて)。上白石萌歌さん演じる駆け出しのアーティスト・月見英子のライバルでもある。
菅原さんがミアとして楽曲「Running out」を披露する動画はすでにSNSでも話題になっており、主演の向井理さんも「菅原さんのパフォーマンスに演出・カメラ・照明が組み合わさった映像を見て、正直『たった一つのワンシーンでここまでやるんだ…』って思いました」と、その完成度の高さを絶賛している。
他にも、森山未來さんやロックバンド「女王蜂」のアヴちゃん、ディーン・フジオカさんらが出演し、音楽やライブシーンも見どころの本作。今後の盛り上がりにも期待がかかっている。