気になるけれどなかなか他人に聞けないボーナス事情。「ボーナスが1番もらえる業種は何だろう?」「自分が持っているスキルを活かせば、どのくらいのボーナスがもらえる?」と疑問をもつ人は少なくないはずです。
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日本労働産業ユニオンが全国の会社員(20~59歳)の男女500名に「ボーナスの金額調査アンケート」を実施し、その結果を9月21日に公表しました。
平均ボーナスが100万円を超えるのはあの業種
5位は、82万円のIT・情報通信業となりました。急速な技術変化と激しい競争が特徴で、高い専門知識と実績が報酬に比例すると考えられます。ただ、高度なスキルを持つ働き手はフリーランスとして独立する人も多く、全体のボーナス金額の平均は比較的低くなっていると分析されています。
4位にランクインしたのは製造業で85万円でした。市場動向に大幅に左右される業種のため、業績や景気が好調なときはボーナスが増額されるようです。
3位は89万円の不動産業。給料が不動産市況の影響を受けやすいことや、個人の営業成績が考慮されることもあるため、全体としてボーナス金額が安定しているわけではないようです。個人間で金額の差があるのが特徴のようです。
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2位に入ったのは、金融業で104万円。全体として比較的安定した業種で、ボーナス額の平均も高くなる傾向にあるようです。
2位に5万円の差をつけて1位だったのは、建設業で109万円した。一級建築士などの資格やスキルがボーナス金額を含めて年収が大幅に押し上げていると考えられています。
今回の結果から、他の人にはない高いスキルや資格を持っていると、比例してボーナスの平均額も高くなりやすいという結果が明らかになりました。
具体的な数字もあわせて、就職活動や転職を準備する上での参考にしてみてはいかがでしょうか。