映画『クリフハンガー』に出演した俳優のジョン・リスゴーに、愛犬の絵を描いてほしい?それなら今がチャンスかもしれない。かなりの金額を支払う必要がありそうだが。
著名な俳優らが、チャリティー団体ユニオン・ソリダリティ・コーリション(組合団結連合)の活動の一環として記念品や時間、隠れた才能を提供している。
この団体はストライキにより仕事を失った製作スタッフを経済的に支援するために、脚本家や監督らによって設立された。
アメリカでは、5月にテレビや映画の脚本家、7月からは俳優が報酬や労働条件を巡ってストライキを続けている。
団体のウェブサイトによると、今はストライキで仕事を失い健康保険を利用できなくなった組合メンバーを支援する資金を集めている。
そのために寄付やイベントに加え、9月12〜22日まで俳優らがeBayのオークションで商品やサービスを提供している。
出品されているのは、アル・ヤンコビックとダニエル・ラドクリフのサイン入りハワイアンシャツや、テレビドラマ『一流シェフのファミリーレストラン』キャストのサイン入りエプロンなど特別なグッズのほか、驚くようなサービスをもある。
レナ・ダナムは家に壁画を描くサービスをオファーし、ナターシャ・リオンはニューヨークタイムズ日曜版のクロスワードを解く手助けを提案。アダム・スコットは1時間の犬の散歩を申し出ている。
この滅多にないチャンスに、「これはアダム・スコットとの散歩に出かける私」というコメントとともに犬に扮した写真を投稿する人など、SNSで反響が広がっている。
他にも、お気に入りのセレブに出品してほしいものを投稿する人たちもおり「フローレンス・ピューとブランチをしてお酒を飲みながら映画『ドント・ウォーリー・ダーリン』のセットで何が起きたかを話してもらう」「ダニエル・カルーヤとFaceTimeしながら眠りにつく」など、想像たくましいアイデアが投稿されている。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。