機内サービスやチケット価格、客室乗務員の対応、予約のしやすさ━━。
旅行で利用する航空会社を選ぶ際、あなたは何を重視しますか?「J.D. パワージャパン」がこのほど、航空会社の顧客満足度に関する調査結果を発表しました。
Advertisement
満足度への影響、最も大きい要素は?
調査は、6月中旬にネット上で実施。直近1年以内に国内線で直行便を利用した人(18〜74歳)を対象とし、4470人から回答を得ました。(ANAのプレミアムクラス、JALのファーストクラスは除く)
調査によると、総合満足度への影響が最も大きい要素は「フライトクルー(客室乗務員など)」。次いで「機内設備・機内サービス」「チェックイン/手荷物対応/搭乗手続き」との結果になりました。J.D. パワージャパンはプレスリリースで、特に機内での顧客対応が満足度に最も大きな影響を及ぼしていると言える、と分析しています。
回答者のうち、予定時刻からの遅延(出発・到着のいずれかで15分以上)を経験した人は2割に上りました。フライトの遅延を経験した顧客の満足度は、総じて低い傾向にあることが分かりました。
一方で、遅延に関して地上スタッフや客室乗務員から十分な説明があった場合、満足度は平均水準まで上がるとの傾向が明らかになりました。遅延が発生しても、適切な情報提供によって満足度の大幅な低下が抑制されるようです。
Advertisement
1位〜5位にランクインしたのは...
航空会社別の顧客満足度ランキングでは、どの社が上位にランクインしたのでしょうか?今回の調査で、総合満足度のランキングは以下の結果となりました。
5位 AIRDO(703ポイント)
4位 JAL(705ポイント)
3位 ANA(709ポイント)
2位 スカイマーク(715ポイント)
1位 スターフライヤー(729ポイント)
トップに選ばれたスターフライヤーは「フライトクルー」、「機内設備・機内サービス」、「チェックイン/手荷物対応/搭乗手続き」、「予約」の4つの要素で最高評価を得ました。