リクルートが発行する旅行情報誌『じゃらん』は、「秋が見頃の絶景スポット」に関するアンケートを1035人に実施し、その結果を9月6日に発表しました。
まだ残暑が厳しいですが、そろそろ秋のお出かけを計画し始めているという人もいるのではないでしょうか。
『じゃらん』が「まるで別世界!秋に見るべき絶景ランキング」と題して公開した情報は、秋のお出かけを計画する際に役立ちそうです。
10位 千畳敷カール【長野県】
標高約2600mの中央アルプスに広がる絶景スポット。9月下旬からは木々が色づき始め、一足早く秋を感じられそうです。紅葉と白い岩肌とのコラボレーションが鮮やかで、地上約120mを進むロープウェイから絶景を楽しむことができます。
9位 国営ひたち海浜公園【茨城県】
四季折々の花を楽しむことができる約215ヘクタールの広大な土地。秋には紅葉するコキアを見ることができます。
見頃は10月中旬で、約3万3000本が鮮やかな色に染まります。あたり一面が赤の世界に染まる光景は絶景そのものです。
8位 大田子海岸【静岡県】
大田子海岸は魅力はなんといっても夕日。
田子島やゴジラ岩などの奇岩と夕陽のコントラストが美しく、「日本の夕陽百選」にも選定されています。ベストな時期は春分・秋分の日の前後。沖にある島の間に夕陽が沈む様子を波の音を聞きながら眺めることができるスポットです。
7位 鳴門海峡の渦潮【徳島県】
渦潮は、瀬戸内海と紀伊水道の干満差から、激しい潮流が発生することによりできる自然現象。春と秋の大潮時が最大級の渦が見られるシーズンとなり、9月から11月は直径20メートルから30メートルにも達します。
渦の道や観潮船からダイナミックな絶景を楽しんでみては。
6位 新舞子海岸【兵庫県】
関西随一の遠浅海岸の新舞子海岸は、瀬戸内海国立公園内にある景勝地。
干潮時には浜辺から約500メートル、東西約1.5キロの広大な干潟が出現します。春は潮干狩り、夏は海水浴で人気のこのスポット。
秋から冬の夕刻に条件が揃えば、水面が夕陽色に染まる絶景を見ることができるといいます。
5位 備中松山城【岡山県】
国指定重要文化財に指定されている唯一の山城。「日本三大山城」の1つとされており、秋には雲海に浮かぶ幻想的な姿を楽しむことができます。
雲海は9月下旬から4月上旬の明け方の5時半・6時頃から8時頃までが見頃の時間帯。特に、10月と11月は発生率が高く、濃い雲海が期待できるのだそう。
4位 清水渓流広場(濃溝の滝・亀岩の洞窟)【千葉県】
小さな滝が流れる洞窟に差し込む太陽の光と、それが水面に反射して横向きのハート形を描く様を見ることができるSNSで話題のスポット。
1年の中で特にこのハート形が美しく見えるのが3月と9月のお彼岸の前後。良く晴れた日の早朝が狙い目なのだそう。
※現在、ハート形が見やすい洞窟正面付近は崩落の危険があるため立入禁止となっています。
3位 湯田貯砂ダム【岩手県】
岩手県西和賀町のダムにある「錦秋湖大滝」は、落ちていく水がまるでカーテンのように見える絶景スポット。
ダムの水位が低下する7月から10月上旬に見られ、ライトアップも行われます。9月11日までは虹色、9月12日から10月9日は秋をイメージした朱・山吹・黄の3色に演出されます。ダムの堤体内から見学することも可能だということです。
2位 仁淀川【高知県】
仁淀川の水は、青く透き通った美しさから“仁淀ブルー”として知られています。
国土交通省が実施する全国の一級河川水質調査で、2010年から10年間で8回も1位に選ばれたほどの水質の良さもポイントの1つ。
上流域には独特の青色に輝くスポットがあり、9月中旬頃がもっとも美しく見えるそうです。
1位 竹田城跡【兵庫県】
“日本のマチュピチュ”ともいわれる竹田城跡は、まるで「天空の城」。
標高353.7メートルの古城山の山頂からの眺めは、まさに絶景です。9月から11月頃の良く晴れた朝には周辺に濃い霧が発生し、その朝霧に囲まれた様子が、まるで雲海の中に城が浮かんでいるように見えることで知られています。