北アフリカのモロッコで9月8日夜中に起きた地震で、確認された死者数が2000人を超えた。
アメリカ地質調査所の発表(USGS)によると、地震の規模(マグニチュード)は6.8。震源地はモロッコ中心部マラケシュの南西約75キロで、揺れに弱い住宅地の多いエリアだった。
震源が浅く、被災したのが人口密集エリアだったことから、多くの建物が激しい揺れにさらされ、壊滅的な倒壊の恐れがあると説明している。
地震が発生した8日深夜から、確認された死者数は日に日に増えている。
AP通信は9月11日時点で、2100人以上の死亡が確認されたと報道。死者数は今後も増加する見込みで、国連の見込みとして30万人に影響が出ていると伝えている。
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家や建物が倒壊し、生き延びた人たちも行き場を失い、路上や野外スペースをシェルターとして寝泊まりする日々を送っている。
現地や人々の様子をロイター通信やGetty Imagesなどの配信写真で伝える。
※この記事は地震の被害を伝えるため、けが人や倒壊した建物などの写真を掲載しています。
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