バスケワールドカップの日本vsオーストラリアの試合が8月29日に行われる。日本は勝てば2次リーグ進出となる。27日に日本が勝利した一次リーグ・フィンランドとの試合では“名場面”が誕生し、SNSでは「スラムダンクの『山王戦』か」などと話題になっていた。
世界ランキング36位の日本は、フィンランドとの試合で第4クオーターで逆転し、98対88で勝利。ワールドカップでの日本の勝利は2006年のパナマ戦以来17年ぶり。歴史的な1勝となった。
スラムダンクのあの「名シーン」が現実に
歴史的な勝利の中では“名場面”が誕生した。人気漫画「スラムダンク」の名シーンと重なり合ったともとれるような瞬間があったのだ。
FIBAの公式X(旧Twitter)は、「Slam Dunk vibes(スラムダンクバイブス)」と記して2枚の画像を公開した。
左の画像はスラムダンクで「山王工業戦」に勝利した桜木花道と流川楓がハイタッチを交わす名シーン。右は渡邊雄太選手と富永啓生選手がハイタッチを交わす瞬間だ。
これには、SNSで「こんなの最高すぎるだろ!!!」「スラムダンクの『山王戦』か」「額縁入れて家の玄関に飾りたい」「リアルスラムダンク!」などと数多くのコメントが寄せられた。
日本は29日、世界ランキング3位の強豪・オーストラリアに挑む。前の試合でフィンランドに勝った日本に注目が集まっている。
世界ランク3位のオーストラリアとの試合は?
対戦相手のオーストラリアは、アジア・オセアニア地域では敵なしの最強チームだ。グループEで世界ランク、パワーランクともにトップの優勝候補とされている。
前回2019年大会は4位、2021年東京オリンピックは銅メダルと国際大会で結果を残し続けており、今試合には当時の主力メンバーの多くが出場する。
特に注目なのは、パティ・ミルズとジョシュ・ギディーの2選手だ。
ミルズ選手は、隙あらばアグレッシブに3ポイントシュートを狙うシューター。国際試合や大舞台で勝負強さを発揮し、度々チームを勝利に導いてきた。
ギディー選手は、これからのオーストラリアを牽引する若き司令塔。広い視野と優れたパスセンスで、味方の得点チャンスやゲームを組み立てる才能を持つ。
29日午後8時10分から試合開始のオーストラリア戦。生放送はテレビ朝日系列で、生配信はTVerなどで視聴することができる。