無数の車が行き交う高速道路。逃げ場のほとんどないところで、大勢の乗客を乗せたバスから火が上がった。
アルゼンチン・ブエノスアイレスの高速道路で8月16日、走行中のバスが炎上する事故が発生。黒煙があがるバスから乗客が逃れる様子や防犯カメラ映像を、FOXニュースやアルジャジーラなどが報じている。
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防犯カメラの映像には、ブエノスアイレス周辺を取り囲むゼネラル・パス(General Paz)高速道路に合流する大型バスの姿が捉えられている。
その後、路肩に寄せられたバスの内部から炎と黒煙が上がり、数十名の乗客が慌ただしく脱出する様子が確認できる。炎は瞬く間に燃え上がり、漏れ出た燃料を伝って、隣の3車線を塞ぐように広がった。数台の車がその炎をかわしながら車線の端を通り過ぎる、危険な様子がうかがえる。
Sky Newsによると、出火の原因は電気系統のトラブルで、炎を地元の消防隊がすぐに消し止めたという。この事故による負傷者は報告されていない。
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