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オオカミ?コヨーテ?それとも...?
アメリカ・テキサス州ヒル・カントリー・ビレッジの民家近くで奇妙な動物が目撃され、地域住民を困惑させている。
ティナ・カーリグさんは8月15日、自宅にいるときにその不思議な生き物を発見した。地元メディア「KENS5」の取材に、「私は家の中にいて、庭を見ていました。すると動物がいることに気づき、『わあ、あれは何?』と思ったんです」と当時のことを振り返った。
カーリグさんによると、その正体不明の生き物は、庭先に生っていた木の実に引き寄せられてやってきたとみられる。付近ではコヨーテやキツネ、アライグマなどの野生動物を見たことはあるものの、今回の茶色い動物はハイエナとピューマを掛け合わせたような風貌だったという。
写真を見ると、この動物は大きな耳が特徴的で、全身は茶色い毛に覆われている。
「チュパカブラ」か、「コヨーテと犬の交配種」か?
カーリグさんが正体不明の動物の写真を添え、SNS上で「これは何?」と情報提供を求めたところ、様々な憶測が飛び交う事態に。
伝説上の吸血動物として知られる「チュパカブラ」だと主張するコメントが相次いだ一方で、「ライオンとトラを混ぜ合わせたみたい」「コヨーテと犬の交配種に見える」との声もある。
この生き物の正体は一体、何なのか?
ヒル・カントリー・ビレッジの市職員が、この地域の狩猟監視員に写真を送ったところ、「コヨーテの可能性もある」と話したという。だが、カーリグさんの写真からその正体を断定するのは難しいと職員は付け加えた。
「何であれ、とても大きい。あんなに大きなコヨーテは見たことがありません」と驚きをあらわにしている。
サンアントニオ動物園の哺乳類部門の責任者レイチェル・マルスタフさんは、KENS5の取材に「犬かコヨーテのようだ」と話している。同園の獣医師らも同様の見解を示し、おそらく皮膚に疾患のある犬だろうと推測している。