スマホでいつでもどこでも手軽にゲームができる時代。
課金をしてゲームを楽しんでいる人は、いったい月にどれくらいの額を使っているのでしょうか。
クレジットカード事業などを展開するモデル百貨が運営する、お金の総合メディア『MoneyGeek』は、オンラインゲームに課金することがある20~50代の男女1000人を対象に「オンラインゲームに課金する1カ月の平均金額」などについて調査を実施し、結果を公表しました。
また、本調査の前に20~50代の各年代4750人ずつ合計1万9000人に調査を実施。その中からオンラインゲームに課金をすることがあると回答した1000人にアンケートを実施したものが今回の調査となります。
それでは、1カ月でどのくらい課金しているのか見ていきましょう。
ゲーム課金の月平均は?
調査の結果、1か月あたりの課金額の平均は2,337円ということが明らかになりました。年代別に見ると、高い順に40代(3026円)で、30代(2665円)、50代(1691円)、20代(1541円)と、40代が最もゲームに課金していることがわかりました。
また、1カ月に課金した最高金額について聞いてみたところ、5000円未満(34%)が一番多いという結果に。
では、課金して後悔した経験などはあるのでしょうか。
61%が課金して後悔
ゲーム課金を後悔したことがあるかについて聞いたところ、61%が「後悔したことがある」と回答しました。では、課金額によって、後悔したかどうかの割合は変わるのでしょうか。
1カ月に課金した最高額と後悔したことがあるかの関係を調べたところ、最高課金額「1000円未満」(32%)と「1000円~2500円未満」(36%)は、ほかの金額帯に比べて「後悔したことがある」と答えた人は少ないことがわかりました。
一方、課金額が「2500円~5000円未満」になると、「後悔したことがある」と回答した人の割合が58%に上昇したことがグラフから分析できます。
後悔した理由として、「課金してガチャをしたのに、欲しいキャラやアイテムが手に入らなかった」「キャラやアイテムがどうしても欲しくて課金したが、後で冷静になって、その価値があったのか?と自問した」などの声が寄せられたといいます。
『MoneyGeek』編集部は、この調査結果から、キーワードは「ファミコン世代」と分析。40代のゲーム課金額が最も多いことから、「ゲームをする割合が、ファミコン世代の中心である40代と、上の年代である50代の間ではっきりと差が出ている」と記し、「この年代のゲーマーの熱量は高そう」と分析しています。
この記事は、MoneyGeek「ゲームの課金は月平均2,337円!1,000人調査でわかった20代から50代の世代ギャップ」から引用しています。