俳優の玉木宏さんは8月14日、自身のインスタグラムで、コメント欄への書き込み機能をオフにしたことを報告した。
原因はコメント欄に寄せられる暴言、誹謗中傷、ストーカー行為を予告するような書き込みだといい、自身や家族の安全を守るために行なった措置であることを明かした。
玉木さんは「いつも応援ありがとうございます」という言葉に続けて、「このInstagramのコメント欄に、暴言、誹謗中傷、ストーカー行為を予告するような書き込みが見られる為、今後、コメント欄への書き込みをオフに致します」と報告。
コメント欄に寄せられる言葉に対して、「この様な言動は、私や家族の安全を脅かすもので、容認出来かねます」と立場を明確にした。
「純粋にInstagramをご覧いただいている多くの皆様には申し訳ありませんが、何卒ご理解のほど、宜しくお願いいたします」と、投稿を楽しみにしているファンへの理解を求めた。
過剰かつ執拗な撮影行為で感じた「恐怖」
著名人が、SNSでの誹謗中傷や週刊誌などの過剰な撮影行為によって、私生活の安全を脅かされるケースは少なくない。
フリーアナウンサーの新井恵理那さんは2022年10月、週刊誌の過剰かつ執拗な撮影行為について、自身のインスタグラムで言及した。
過去に週刊誌『FLASH』(光文社)のWebサイト「SmartFLASH」が、新井さんと1人の男性との生活に関する情報を複数枚の写真付きで報道した際には、「間違った内容も多くとても不快に思っています」と、当時感じた恐怖などを自身のインスタグラムに綴っていた。
著名人の中には、自らの子供にまで被害が及んだことについての怒りを、SNSやメディアを通じて伝えている人もいる。
俳優の賀来賢人さんは、2020年4月に「何回でも言いますが、盗撮は犯罪じゃないですかね??」とツイート。2021年5月には、インスタグラムで以下のように綴った。
「FRIDAYさん、とか女性自身さんとか、週刊女性さんとか、盗撮するのは100万歩譲って許します。しかし、もし次、私の子供を盗撮した記事を例えモザイクをつけたとしても、載せた場合、私は本当に怒ります。もうやめてくれませんか?一応、言うのはこれで最後にします」
歌手の福山雅治さんも、声を上げたうちの1人だ。写真週刊誌に自身の子どもの写真が掲載されたことについて、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組で言及した。
ORICON NEWSによると、福山さんは番組で「子どもの写真を撮られるということにおいて、そして、それが掲載されるということ、かつ販売物となって世の中に出ていくということにおいて、黙っているということはできない」と伝えたという。