「いやいや実写化は無理でしょ!」
アニメを実写化すると聞くと、最初にそう思う作品もこれまで数多くありました。
しかし、中にはそんな不安を打ち消し、原作ファンからも愛される実写化作品もあるようです。
エンタメ情報サイトなどを運営するWonderSpaceは8月14日、アニメに関するWeb調査の結果を公表。150人が選んだ「実写化してよかったアニメ」トップ3とは?
同率3位に並んだ3作品は…
『DEATH NOTE』『キングダム』『東京卍リベンジャーズ』が同率3位にランクイン。
『DEATH NOTE』の映画版では、夜神月役を藤原竜也さん、L役を松山ケンイチさんが演じ、話題になりました。
選んだ人からは、「主演の藤原竜也さんをはじめ、松山ケンイチさんなど実力派俳優が多く出演していたので漫画よりもリアリティが高く臨場感が感じられました。また、ラストに関してもオリジナルな結末で、違和感のない誰もが納得できるような展開だったのもよかったです」などのコメントが寄せられました。リアルな臨場感の演出やオリジナルストーリーなど、実写化ならではの良さを発揮した作品になったようです。
『キングダム』の実写映画は合計3作品。主演の山﨑賢人さんをはじめ、吉沢亮さん、大沢たかおさん、長澤まさみさん、橋本環奈さんら豪華キャストが共演しました。
3位に選んだ理由として「配役がとても良かったです。実写化するとアニメのイメージと合わなかったりしますが、この作品は違和感なく見ることができました」というコメントも。俳優たちのキャラクターの再現度の高さが伺えます。
『東京卍リベンジャーズ』も実写映画3作品が公開された大作。主演の北村匠海さんをはじめ。吉沢亮さん、山田裕貴さん、杉野遥亮さんらが共演しました。
「主人公の花垣武道を中心に様々なキャラクターを違和感なく見ることができました。中でも戦うシーンは緊迫感があり、実写化ならではの演出も良かったです」など、こちらもキャラクターの再現度や実写化ならではの表現が評価されたようです。
2位は「実写化は不可能」と思われていた作品
2位にランクインしたのは『るろうに剣心』。主人公の伝説の剣客・緋村剣心を演じたのは佐藤健さん。実写映画が合計5作品公開されました。
選んだ理由として、以下のようなコメントが寄せられています。
「必殺技、キャラクターの濃さなどから実写化は不可能と考えていましたが、戦闘シーンで静かに淡々と剣を合わせることでリアリティあるものに仕上げていたと思います。ストーリーは大幅にカットされていながらも大切なポイントは映像化できていたので成功した作品だと思います」
「実写化して評判のいいアニメは多くないですが、この作品は最高でした。主演の佐藤健さんのアクションが本当に迫力があり、観ていて飽きずに引き込まれました。好きな漫画ほど実写化されるのは怖かったですが、この作品は期待を超えていきました」
アニメだからこそ表現できると思っていた必殺技も、クオリティ高く表現されていたようです。原作ファンの期待を超える実写化、さすがです。
1位は実写化を知ったファンから戦慄されたあの作品
実写化してよかったアニメ第1位は…『銀魂』でした。主人公の坂田銀時役を小栗旬さん、志村新八役を菅田将暉さん、神楽役を橋本環奈さんが演じ、実写映画2作品が公開されました。
選んだ理由として、以下のようなコメントが寄せられています。
「原作にはないオリジナルカットも豊富で、各キャラを演じたキャストの豪華さ、演技の上手さは素晴らしいもので原作ファンも安心して楽しめる作品。そこまではやらないだろうと思っていると普通にその壁をキャストの方々が乗り越えて演技されるのでいい意味で裏切られて作品を楽しめます」
「最初の特報が出された時はあの銀魂を実写化!?と戦慄しましたが、蓋を開けてみれば漫画のキャラがそのまま現実に出てきたかのような再現度の高い俳優女優さんたちのビジュアルと、いい意味でちゃんと銀魂のノリをしていた演技力。アクションシーンなども見応えがあり面白く楽しめました」
あの破茶滅茶な銀魂を実写化…?と思っていましたが、アニメからそのまま出てきたような本気の再現度に、原作ファンも納得の作品に仕上がったようです。
いかがでしたか?最近も話題のアニメ実写化作品が続々と発表されています。吉と出るか凶と出るか…。