歌手でサックス奏者の平原綾香さんが8月9日、自身のインスタグラムを更新。「父が幼少期過ごした長崎の空を想う」などとつづり、長崎の原爆の日に寄せたメッセージを公開しました。
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投稿した言葉に反響が広がっています。
「歌は独学だから歌手じゃないと言われた」
平原さんは、青空の写真と共に長崎原爆の日に寄せた投稿を公開。
自身の音楽の道を歩む中で経験した苦悩や、平原さんの父親でサックスプレイヤーの平原まことさんとのエピソードを交えながら、長崎に思いを馳せました。
今では数々のミュージカルなどでも活躍する平原さん。「歌は独学だから歌手じゃないと言われた 。舞台に立てば歌手だからと言われた。経験が少ないからと勝手に決めつける人もいる」とつづり、自身の音楽活動での苦悩や経験を率直に明かしています。
その上で、「楽器を持った時点であなたは音楽家です」という父・まことさんの言葉をつり、「父が学校に教えに行った際に生徒さんに言った言葉を思い出す」と、自身の父の生前のエピソードを振り返りました。
さらに「平原まことのサックスは独学だ」とつづった上で、「どんなことを言われても大丈夫。今やっていることに誇りを持って」とファンへのメッセージとも受け取れるような言葉を伝えました。
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平原さんは現在、東京の帝国劇場で公演が続く日本初演の「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」でヒロイン・サティーン役として出演中です。
この投稿に対し、「ムーラン・ルージュ行きます」「素敵なお父様ですね」「これからもずっと平和であれと願う1日でした」などといったコメントが寄せられました。