アメリカ・ニューヨーク州で、沖に流されて約5時間泳ぎ続けた63歳の人物が、機転をきかせた行動で救助された。
地元警察によると、ダン・ホーさんは7月31日朝5時頃にロングアイランドのビーチに泳ぎに行き、沖に流された。
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ホーさんは5時間ほど立ち泳ぎを続けた末に、壊れた釣竿を見つけたという。
その釣竿に自分のシャツを結びつけ、通り過ぎる船に気づいてほしいと願って振り回したところ、近くをボートで航行していたジム・ホホーストさんとマイケル・ロスさんの目に留まり、救助された。
ホーさんが見つかったのは、元々泳いでいたビーチから約4キロ離れた場所だったという。
以前、地元の消防局の海洋部で働いていたホホーストさんは「ホーさんは救助された時ショックを受けていて、支離滅裂な状態だった」と地元メディア・ニュースデイに語っている。
ホホーストさんによると当時水温は約20℃くらいで、「おそらくあと1時間遅かったら、危なかったでしょう。かなりの低体温で、海水をたくさん飲んだと言っていました」とも説明している。
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ホホーストさんとロスさんはボートから救助を要請し、地元警察がホーさんを病院に運んだ。
警察によると、ホーさんは意識はあったものの立てない状態で、地元の病院に搬送されて低体温症の治療を受けた。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。