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溶けたアイスクリームに「ダイエット」水...!?
不思議なリクエストだが、これらは実際にホテルスタッフがルームサービスの注文として受けたものだという。
オンライン宿泊予約サイト「Hotels.com」が初めて発表した「ルームサービス・レポート」で、ホテルスタッフがこれまで経験した宿泊客からの最も変わった注文の一部が紹介された。
同社は4月、アメリカや日本を含む10カ国の473軒のホテルを対象に調査を実施し、最近の客室ダイニングの動向を評価した。
変わったリクエストのトップ10には、沸騰させたペットボトルの水や、ゲストが釣った魚を調理してほしいという注文も含まれている。
トップ10は以下の通り。
1. 「ダイエット」ウォーター
2. 溶けたアイスクリーム
3. フグ
4. 沸騰させたペットボトルの水
5. 宿泊客が持参した魚の調理
6. ザルガイのポップコーン
7. 卵白なしのオムレツ
8. 犬用の丼物
9. バイソン
10. 卵なしの卵料理「シャクシュカ」
一方、最も人気のあるルームサービスリクエストは、対象国10カ国すべてにおいて、ハンバーガーだったという。
調査結果によると、アメリカのホテルの45%がルームサービスの需要が上昇していると回答しており、27%がゲストはルームサービスに平均100ドル以上費やしていると答えた。また、ルームサービスに力を入れている一部のホテルを取り上げた。
「ルームサービスはハンバーガーなどの食べ物だけに限りません」とHotels.comの広報担当者であるメラニー・フィッシュさんは指摘する。
「一部のホテルでは、ルームサービスが大幅にレベルアップしています。イギリス・ロンドンにある『ザ・マイルストーン・ホテル』では、部屋でロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の客室内コンサートを楽しむことができます。またオハイオ州にある『ドッグハウス・コロンブバス・ホテル&ブリューワリー』では、客室にビールタップがあり、シャワールームにもビールが入ったミニ冷蔵庫が設置されています」とフィッシュさんは話す。
また、テキサス州ヒューストンの『ザ・ポスト・オークホテル』では、約450グラムもの和牛、そしてフォアグラや黒トリュフを、24キャラットの金箔があしらわれたキャビア入りのブリオッシュパンで挟んだ1600ドル(約22万円)の「ブラック・ゴールド・バーガー」を販売している。
こうした贅沢なサービスがあることを知れば、次回のホテル滞在で普通のルームサービスを頼むことへの罪悪感は薄れるだろう。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。