7月20日からオーストラリアとニュージーランドで始まる『FIFA女子ワールドカップ2023』。
開幕まであと1週間となった7月13日、日本国内でのテレビ放送がついに決定した。日本戦を中心に、NHKで放送される。
なでしこジャパンは13日夜にTwitterで、「日本国内でのテレビ放送について、NHKと合意したとFIFAと確認がとれました。FIFAおよびNHKに、心より感謝申し上げます」と投稿した。
同大会のテレビ放送は放映権高騰などにより交渉が難航し、7月6日に開催されたなでしこジャパン壮行会時点でも決まっていなかった。
この朗報に、選手はたくさんの絵文字と共に喜びをSNSに投稿した。
山下杏也加選手は「やったーやったーやったー」、南萌華選手は「感謝の気持ちを忘れず、全力でプレーします」、また平尾知佳選手は「その期待に応えられるようチームで戦います。一緒に戦ってください!」と応援を呼びかけた。
国内中継を実現するためのクラウドファンディングの実施を検討していたWEリーグの高田春奈チェアは声明で、「一番大切にしたかったことは、なでしこジャパン(日本女子代表)の選手全員が少しでも多くの方々に応援されていると感じて大会に挑むこと」と述べ、クラウドファンディングなしで放送が決定したことを「最高の形で選手たちを送り出せることとなりました」と感謝と喜びを伝えた。
またファンからは、「待ってました!良かったーー!」「やっとか!」「テレビの前で応援します!」「子ども達が楽しみにしています」「日本のサッカーファンの皆さん、盛り上げていきましょう!」など安堵と期待の声が寄せられた。
気になる放送の内容だが、NHKサッカーの公式アカウントの7月14日朝時点の最新情報によると、以下の放送予定が発表されている。
【開幕戦】
7/20 15:55~ BS1
【日本戦】
7/22 15:50~ 対 ザンビア BS1
7/26 13:50~ 対 コスタリカ BS1
7/31 15:50~ 対 スペイン 総合(総合はNHK+での同時配信・見逃し)
決勝トーナメントに進出した場合は日本戦を放送
【決勝】
8/20 18:50~ BS1
また7月14日には、ワールドカップ前最後の強化試合で中米パナマと対決する。こちらは日本テレビ系で中継される。