安住紳一郎アナ、中継現場で起きたコンビニ強盗を急遽伝える。アジフライ食レポから変更、冷静な対応力に「さすがプロ」

「安住さんだからできる判断」。美味しい中継になるはずが、事件のリポートに。急な内容変更も、地元の人々への配慮を忘れませんでした。

TBSの安住紳一郎アナウンサーが6月22日、自身がメインキャスターを務める情報番組『THE TIME,』に出演。自身が担当する中継のコーナーで急遽予定を変更し、現場で起きた強盗事件に関して状況を伝えた。

TBSの安住紳一郎アナウンサー
TBSの安住紳一郎アナウンサー
©︎TBS

話題となったのは、安住アナが担当する中継企画「出張!安住がいく」。全国各地から旬の話題などを届ける同番組お馴染みのコーナーだ。

22日は本来は長崎県松浦市から名物のアジフライについて地元の人とのやりとりを交えて紹介する予定だったという。

しかし午前4時ごろ、本来中継予定だった港から約1キロ離れたコンビニエンスストアに何者かが押し入り、バールのようなもので店員とみられる男性や客の男性に襲いかかる事件が発生したため、急遽中継の内容を変更。事件現場近くからのリポートに切り替えた。

NBC長崎放送の報道によると、通行人から「男性が頭から血を流して倒れている」と通報があったという。男性は病院に搬送され、現在も犯人は逃走中で、市の教育委員会は町内の小学校と中学校を休校にするなど、市内全体に影響が及んでいる。

安住アナは中継で、事件現場となったコンビニエンスストアに客として訪れ被害に遭った男性の知人にもインタビューをするなど事件について伝えた。

午前7時35分過ぎの中継では「現在も容疑者は逃走中ということで、少し街がまだ平穏を取り戻していないということで、今日予定していた中継は後日改めてということでご了承いただきたいと思います。現在、街の放送でも、戸締りを徹底するよう呼びかけています」などと視聴者に伝えた。

安住アナの冷静な対応にSNSでは「さすがプロです」「安住さんだからできる機転と判断」などという声があがった。その後、放送では本来出演するはずだった地元の人にも謝罪をした上で、松浦市のアジフライのリポートは改めて必ずまた行うと誓い、配慮を忘れなかった。

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