誰しも、仕事のモチベーションが上がらない時はあるーー。
そんな時、気分をどうあげていますか?
仕事のモチベーションが上がらないのはどんな時かを聞いたところ、1位は「仕事内容に興味がもてないとき」(103人)となりました。2位は「雰囲気・人間関係が悪いとき」(85人)で、3位は「体調が悪いとき」(83人)という結果になりました。
一方で、仕事のモチベーションが上がるのはどんな時かを尋ねたところ、1位は「評価・感謝されたとき」(128人)。2位は「仕事がうまくいっているとき」(98人)、3位が「仕事内容が好き・得意」(55人)という結果になりました。
上司や同僚、顧客などほめてくれる人がいる環境で、自分に合った仕事ができていると、高いモチベーションを持って働くことができるようです。
モチベーションが上がらないときの対処法は?
では、モチベーションが落ちそうになった時、どういうふうに対処しているのでしょうか。
「気分転換を試みる」が174人で、ダントツの1位でした。具体的には、「ゲームをしてリフレッシュする」「気持ちを入れ替えるために、席を立ったり、コーヒーを飲んだりする」などでした。人間関係に悩んでいたり、プライベートで不安なことがあったりしてモチベーションが下がっている場合の対策として、環境や行動を変えて気分転換することが有効のようです。
2位は「自分にご褒美を用意する」で86人。「休みの日の予定を立てる」「仕事帰りにコンビニのデザートをひとつ買う」など自分の好きなことを考えたり、実行したりしているようです。
3位は「とにかく仕事に集中する」(70人)でした。「余計なことはせず業務に集中する」「集中してひたすら入力作業する」などのコメントがあり、気分転換や自分を喜ばせるというトップ2の回答とは異なり、モチベーションが上がるまで手を動かし続ける人もいるようです。
ビズヒッツは、強制的に没頭させるためにする作業は「メールや資料の整理」や「単純な入力作業」といった簡単なものでいいとし、感情抜きに手を動かしているうちに、徐々にやる気や集中力が回復してくることもあるとしています。
4位以下は、「しっかり休息をとる」(50人)、「自分なりに目標を設定する」(45人)、「無理しない」(23人)、「割り切って考える」(22人)と続きました。
アンケート結果について、「モチベーションが低くなってしまったときには、気分転換やご褒美で乗り切っている人が多数」と分析。もし、「ご褒美でもやる気が湧いてこない場合には、『モチベーションに頼らず、とにかく仕事を始めてみる』という方法もあります」としています。
しかし、来る日もくるひもモチベーションをあげる工夫をしなければならない状況であれば、それは仕事や職場が合っていないということかもしれません。