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カンボジアで70代の男性が40匹ものワニに襲われ、亡くなる事故が起きた。
事故が起きたのは2023年5月26日、カンボジア・シェムリアップのワニ農場。イギリス公共放送BBCによると、地元のワニ農場協会の会長でもあったルアン・ナムさん(72)が卵を抱えたワニ1匹をケージから移動させようとしたところ、ワニがナムさんが持っていた棒にかみつき、ナムさんごとケージの中に引きずり込んだという。
シェプリアップの警察署長は、「ナムさんに他のワニも襲いかかり、死ぬまで攻撃した」とフランスの通信社AFPに語っている。遺体は噛み跡だらけで、片腕は噛みちぎられてワニが飲み込んでしまっていたという。
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この地域では2019年にも2歳の女児が同じような農場でワニに飲み込まれて亡くなる事故がおきている。
シェムリアップでは、肉や革にするためのワニ養殖が行われている。