30〜40代の「ミドル世代」向け転職サイト『ミドルの転職』を運営するエン・ジャパンが、同サイトを利用する転職コンサルタント178人に対し、「異業種転職」に関するアンケート調査を実施。
その結果、72%が「異業種転職を希望するミドル世代が増えている」と回答しました。
直近で増加している「異業種転職を希望する理由」については、「今の業界・会社の先行きが不安」が71%で最も多い結果に。
その原因として、新型コロナや地政学的な影響、エネルギー価格上昇、為替・円安などの影響で好/不況業種がはっきりと分かれたことから、将来性に不安がある業界からの転職が増加していることなどが挙げられています。
他にも、「成長業界・給与相場の高い業界で働きたい」「働き方(勤務時間、休日等)を変えたい」などと考えて異業種転職を希望する人が増えているようです。
実際に異業種転職に成功したミドル世代の「職種」をみてみると、「営業・マーケティング系」が59%、「経営・経営企画、事業企画系」が50%、「コンサルタント系」が40%でした。
「業種」でみてみると、異業種への転職を実現した人の「転職前の業種」のうち、最も多かったのは「メーカー」で65%、「転職先」としては「IT・インターネット」が74%で最も多いことが分かりました。
また、異業種転職を実現したミドル世代に対して、採用企業が期待する上位3つは、「経験職種での専門知識・専門スキル」(72%)、「新しい環境でも主体的に動ける行動力」(49%)、「マネジメント力」(40%)でした。
30〜40代から、今働いている業界から飛び出して「異業種」にチャレンジする人が増えている今こそ、自分のキャリアを見つめ直してみるチャンスかもしれません。
【この記事は、ハフポスト日本版編集部とAIが共同で制作しました】