米人気歌手、テイラー・スウィフトのファンは、献身的だ。献身的すぎて、あるファンはライブ会場に入るため、警備員にまでなったという。
テネシー州ナッシュビルで会計士をしているデイビス・ペリゴさんは、テイラー・スウィフトのツアーチケットが取れなかったため、開催会場であるニッサン・スタジアムで警備の仕事を得た、と地元放送局News Channel 5 ナッシュビルに話した。
ペリゴさんは最近、警備の仕事中にテイラー・スウィフトの曲に合わせて熱唱する動画がTikTokで拡散され、注目を集めている。動画はすでに700万回以上視聴されており、ステージを背に警備中のペリゴさんが、2012年のヒット曲「I Knew You Were Trouble」に合わせて熱唱する姿を見ることができる。
ネットには他にも、彼の歌う姿を捉えた動画がいくつか拡散されている。
一部のファンたちは、ペリゴさんが過去に「最もセクシーな男性」にも選ばれたこともある俳優、ライアン・レイノルズに似ていると盛り上がっており、「誰か彼を見つけて!私の未来の夫よ!今すぐナッシュビルに飛んでいく!」「テイラーから目を背けるなんて、相当のことがない限りしないけど、彼ばっかり見ちゃう...ライアン・レイノルズじゃない?」などのコメントが寄せられた。
地元放送局によると、ペリゴさんは既に結婚しており、テイラー・スウィフトの曲に合わせて熱唱することを妻にからかわれているという。「妻には、失恋したこともない割にテイラー・スウィフトの曲をずいぶん情熱的に歌うね、とからかわれます」とペリゴさんは同局に語った。(テイラーの歌は失恋ソングが多い)
ファンはペリゴさんが熱唱する姿を楽しんだが、職場の反応は違ったようだ。
「テイラー・スウィフトの警備員から、やりすぎだから、もうちょっとおとなしくしろって怒られたよ」とペリゴさんは述べた。
ハフポストUS版はツアーが行われたニッサン・スタジアムに問い合わせたが、記事配信時までに回答はなかった。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。