キャリア・転職情報メディア「ポジサラ」を運営する株式会社ACILは5月11日、全国20代以上を対象に、「向いてる仕事に就くまでにかかった転職回数」についてのアンケート調査の結果を公表しました。100人の回答者の答えは…?
向いている仕事に就くまでの回数、第1位は「2回」でした。
調査では以下のような意見が寄せられています。
「1社目で仕事に求めるものや得意不得意を考えて転職し、それから導かれたところで2社目にいく。1、2社目の経験を経て最終自分が何が向いてて何をしたいか考えて転職するとうまくいった」(女性30代)
「全て満足できる仕事はない、どこで妥協するかです。どうすればこの仕事が好きになるかを考えること。私の場合はそれ2回目で判断できました」(男性50代)
続く第2位は「3回」。1位とはわずか2票差で、特に30代以上の回答が多かったようです。
「自分が何に向いてるか、セミナーに通ったり講習会に参加した。様々な資格に挑戦したりしました。その中で自分がやりたい仕事と向いてる仕事が異なることを発見したり、様々な経験もしました」(男性40代)というコメントもあるように、様々な経験を積んだ上で自分に向いている仕事に辿り着いた人も多そうです。
また、「飲食業も接客業も好きで働いていたが、客の入り具合によって長時間労働になることが多く、身体を壊してしまった。そこで、あまり残業のなさそうな職という視点で探し、最終的に病院給食に落ち着いた(女性30代)」という人もいて、仕事の内容だけでなく働き方にも注目する必要がありそうです。
そして3位はなんと「0回」。1社目で自分に向いている仕事に就けた人も意外と多いようです。
「向いている仕事につくまでに調査下調べをすることで転職はしなくても済みます。時間をかけてじっくり調査することです。知人や人の紹介で出来るだけ多くの情報を集めることでズレは防止できます」(男性30代)など、就活時に徹底的に自己分析と企業調査をしている人のほか、様々なアルバイト経験から「自分に向いている仕事」を見つけた人も。
調査では「2回」「3回」と回答した人が半数以上を占めており、実際に働いていく中で「自分に向いている仕事」に辿り着く人が多いようです。
今の仕事に不満があったり、「自分に向いている仕事」か分からないという人は、転職も一つの手かもしれません。