熱中症に注意、脱水症のセルフチェックは爪を押すだけ。厚労省発表の方法が簡単で便利

暑い夏に注意が必要なのが、熱中症や脱水症状。簡単にセルフチェックできる方法を知っておくと便利です。

夏が近づく中、注意を払わなければならないのが、熱中症です。

厚生労働省は、「熱中症予備軍の隠れ脱水症の見つけ方」として、簡単にセルフチェックする2つの方法を紹介しています。

▼爪を押してセルフチェック

爪を押してセルフチェックする方法
爪を押してセルフチェックする方法
厚生労働省のサイトより

1つ目は、爪を押してセルフチェックする方法です。手順はたった2つで、簡単にできます。

 

(1)手の親指の爪を逆の指でつまみます。

 

(2)つまんだ指を離した時、白かった爪の色がピンクに戻るのに3秒以上かかれば、脱水症状を起こしている可能性があります。

 

▼尿の色を見てセルフチェック

尿の色を見てセルフチェックする方法
尿の色を見てセルフチェックする方法
厚生労働省のサイトより

2つ目は、尿の色を確認してセルフチェックする方法です。

 

厚労省が公開しているチャートには、色とあわせて具体的な対策方法も記載されています。

 

(1)いい感じです。普段通りに水分を取りましょう。

 

(2)問題はありませんが少し給水してもいいかもしれません。コップ1杯でいいので水分を取りましょう。

 

(3)1時間以内に約250ミリリットルの水分を取りましょう。屋外、あるいは発汗していれば500ミリリットルの水分を取りましょう。

 

(4)今すぐ250ミリリットルの水分を取りましょう。屋外、あるいは発汗していれば500ミリリットルの水分を取りましょう。

 

(5)今すぐ1000ミリリットルの水分を取りましょう。この色より濃い、あるいは赤/茶色が混じっている時は脱水症状以外の問題が考えられます。すぐ病院に行きましょう。

 

熱中症予防のために

厚生労働省は、熱中症予防のために、暑さを避け、こまめに水分を補給するよう呼びかけています

本格的な猛暑がやってくる前に、あらためてチェックし、熱中症予防を万全にしておきましょう。

※この記事は2021年6月16日に掲載された内容を再編集したものです。

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