キャリア・転職情報メディア「ポジサラ」を運営する株式会社ACILは5月12日、全国20代以上を対象に「無能な上司の特徴」についてのアンケート調査の結果を公表しました。100人の回答者が挙げた「無能な上司の特徴」とは…?
調査では、「無能な上司の特徴」トップ5が明かされ、第5位は「コミュニケーションが取れない」、第4位は「部下の成果を自分のものにする」でした。
続く第3位は「指示が不的確」なこと。調査には以下のような意見が寄せられているようです。
「具体的な指示をせずに自分の頭の中で完結してしまい、話をした気になられるのが1番困りました。こちらが正確に確認しようとすると「何度も言わせるな」などと不機嫌になられるし、あちらの意図を汲めていないと叱られるしで手詰まりを感じました。(40代女性)」
「仕事で指示を仰いでも本人が仕事内容を理解できていないので、曖昧な指示で部下を混乱させてしまうからです(20代男性)」
第2位は「感情的になりやすい」こと。「無能な上司の特徴」としてあげた理由について、「感情次第で機嫌がコロコロ変わり、八つ当たり(従業員やお客様にまで)をし、敵ばかり作り自業自得過ぎて無能だと思う為です(30代女性)」などの意見が挙げられていました。
また、「何かインシデントがあると心にゆとりが無くなったり感情をコントロール出来てないから大事なことを相談しにくくなりそこからまたミスにつながったりする(20代男性)」といった意見も見られることから、感情的な言動や行動が、職場に悪循環を生み出しているかもしれません。
そして第1位は「責任を取ろうとしない」こと。調査によると、「全ての年代に共通して無能だと感じる特徴」だったそうです。
「上司の仕事、地位は、責任を取れることにあるのでそれがない人は無能だと思うからです(40代女性)」「責任を取りたくないのでなにも決断してくれない(30代男性)」という声が寄せられていることを裏返すと、上司として期待されていることが伺えます。
あなたの周りに当てはまる人はいましたか?
また、自分自身もいつか上司の立場になるかもしれません。自分の胸に手を当てて考えたいですね。