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アメリカ・フロリダ州で2年前から迷子になっていた犬が450マイル(約720キロ)離れたところで見つかり、飼い主と奇跡のような再会を果たした。
地元テレビ局のWFLAによると、犬の名前はハム。州の中央部近くに位置するデイドシティというところで飼い主とともに暮らしていたが、2021年から行方がわからなくなっていた。
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2023年5月1日、州の北西部の街で車で帰宅中だった姉妹が痩せて助けを求めるかのようにさまよっていた犬を見つけた。この犬が装着していたマイクロチップを獣医にスキャンしてもらったところ、登録されていた会社を通して飼い主のパトリシア・ドゥウィットさんと連絡が取ることができたという。
ハムが保護された場所とドゥウィットさんの自宅は700キロ以上も離れていたが、中間地点でその日のうちに落ち合うことになったという。「向かっている途中にテレビ電話でドゥウィットさんにハムを見せると、大喜びしていました」と姉妹はWFLAに語っている。
再会の様子をABC News が公式Twitterに5月7日に投稿した。動画に映るのは駐車場らしきところで、飼い主の到着を待つハム。肋骨が浮き出ていて、痩せて見える。そこに飼い主の車が入ってくると、両耳を後ろに倒し、尻尾をブンブン振ってリードを持つ人をぐいぐい引っ張って車に近づいていく。
車から降り、屈んで両手を広げた飼い主の腕の中に飛び込み、思いっきりじゃれつく。そして、「早くおうちに帰ろう」とでも言うかのように自分から助手席に乗り込む様子がなんともかわいい。
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この再会に、ネット上では「すばらしい」「(心や体を安定させ幸せを感じやすくする)セロトニンですね」と歓喜の声が上がっている。