子どもの習い事や家庭学習、教室学習にかけている毎月の費用について、インターネット上で1000人の親に尋ねたところ、子ども1人あたりの平均は1万6861円だったことが、ソニー生命保険の調査で分かった。
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2023年1月、大学生以下の子どもがいる20歳以上の男女を対象にインターネット上でアンケートを実施し、1000人から回答を得た。
子どもの習い事や塾などに対して最も多く支出しているのは中高生の親で、子ども1人当たり月2万3131円だった。小学生の親は同1万7712円、大学生などの親は同1万7111円かけていた。未就学児の親の支出は同9384円だった。
2022年の調査結果と比較すると、支出額は全体の平均で2432円増えた。子どもがどの年齢層であっても、平均の支出額は増加していた。
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同社は「“ウィズコロナ”時代に対応した学校外教育サービスの活用機会が増加しているのでは」と分析している。
高校生以下の子どもと同居している親には、子どもの「お小遣い」の金額も尋ねた。
子どもにお小遣いを渡している親の割合は、未就学児の親で20.6%、小学生の親で45.6%で、渡していない親の方が多かった。
一方、中高生の親は81.0%がお小遣いを渡しており、渡していない親は約2割と逆転した。
お小遣いを渡している場合の毎月の平均金額は、未就学児の親では1300円、小学生の親で2096円、中高生の親で7178円だった。
〈取材・文=金春喜 @chu_ni_kim / ハフポスト日本版〉