アメリカのワシントンD.C.にあるホワイトハウスで4月18日、小さな子どもがフェンスをすり抜け、敷地内に侵入する「小さな事件」が発生した。
ホワイトハウスを警備するシークレットサービスの広報担当者アンソニー・グリエルミ氏がFox News Digitalなどの現地メディアに公表した声明によると、シークレットサービスは北側のフェンス沿いで「好奇心旺盛な小さな訪問者に遭遇した」という。
「警備システムがすぐに作動しシークレットサービスが対応したため、子どもと両親はすぐ再会することができました」
BBCによると、ホワイトハウスは一時的に閉鎖され、子どもの親は短い質問を受けたと言う。
USA Today紙によると、シークレットサービスは現地の同紙記者に、子どもは3歳くらいだと思われる、と話したと報じた。
また、現時点でこの子どもに罰金は課されていないそうだが、ホワイトハウスへの侵入は、有罪判決を受けた場合、重い罰が課せられるという。
似たような「事件」は以前にも起きており、2014年にも小さな子どもがフェンスをすり抜けて敷地内に侵入している。
AP通信によると、今回の侵入は、近年ホワイトハウスのフェンスは高さが以前より倍増してから初の侵入である可能性があるという。フェンスは高くなったものの、杭と杭の間の幅は少し広がったという。
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