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イギリス・ウスターシャー州で、200年以上も前につくられた彫刻が青色のクレヨンでイタズラされる事件が起きた。
歴史的建築物などを保護するイギリスのボランティア団体「ナショナル・トラスト」によると、彫刻は著名な彫刻家ジョン・ベーコン氏による水の精「サブリナ」。制作時期は諸説あるものの、1780年代半ばか1802年とされ、粘土やガラス、焼いた土などを混ぜた素材でできている。
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イギリス公共放送BBCは、4月8日に落書きされたとみられると報じている。
イタズラは青色のクレヨンによる落書きで、水の精の顔や胸部、腕など体全体に及んでいる。両目の眼球までしっかりと塗りつぶされている。
CNNによると、ナショナル・トラストは保存修復のプロから助言を得て、クレヨンを落とすことができたという。犯人はわかっていない。
ナショナル・トラストは事件を受け、「このようなことが起き、落胆しています。残念なことではありますが、私たちが管理している場所を楽しみ、尊重してくれる訪問者が何百万人もいることを考えると、とても珍しいことです」とBBCに話している。
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ネット上には「どうやったらクレヨンを綺麗に落とせるの?」という子どもによる落書きと奮闘しているとみられる人たちからの反応が投稿されてる。