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アメリカでも“朝ラーメン”は受け入れられるだろうか。どん兵衛やラ王などのインスタント麺が人気の日清食品グループがアメリカで3月29日、「カップヌードルブレックファースト」を発売した。ほとんどの人が想像もしなかった甘じょっぱそうな味付けに、ネット上がざわついている。
「パンケーキ、メイプルシロップ、ソーセージ、卵…あなたの好きな朝食」。これだけ聞くとおいしそうだが、それに「ラーメンを合わせた」となると一気に味が想像できなくなる。パッケージには、バターが乗ってメイプルシロップが滴る3段重ねのパンケーキと焦げ目のついたソーセージにスクランブルエッグの絵が描かれている。お湯を入れて4分待つと食べられるようになるという。
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限定味で、小売大手のウォルマートのみで販売されるという。希望小売価格は1.18ドル(約160円)だ。
アメリカのメディアもこぞって取り上げている。「卵など朝食にお馴染みの食材が高騰し、より安価な代替品を探す動きが出ている。ラーメンはいかが?」(CNN)、「ラーメンの有名メーカーが1日の食事の中で最も大事な朝食向けの商品を出した」(CNBC)。
このとんがった商品を伝えるニュースにネット上でさまざまな反応が広がっている。
実際に食べた人から「あおるつもりはありません。とてもおいしくて、子どもたちもクセになっている」や「まじめにおいしい(本当にソーセージと卵が入っている)」という高評価の声が上がる一方で、「おいしいと思う人いる?」「エイプリルフールはまだ先だよ」「何でこの国に肥満が多いんだろうね」という皮肉が込められたコメントも出ている。
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