元彼の妻への嫌がらせをやめて。セレーナ・ゴメスが訴え「どんな人も憎しみやいじめを経験するべきじゃない」

インスタでの「まゆげ」事件をきっかけに、ヘイリー・ビーバーに対するネット上の嫌がらせが過熱していました

俳優で歌手のセレーナ・ゴメスが、元彼の妻であるヘイリー・ビーバーに対する嫌がらをやめるよう、ファンに呼びかけている。

セレーナ・ゴメスは3月24日、インスタグラムのストーリーで「殺害の脅しを含めたネガティブなヘイトを受け取っている、とヘイリー・ビーバーから連絡がありました」と明かした。

そして「こういったものを私は支持しない」と述べ 「どんな人も、憎しみやいじめを経験するべきではありません。 私はいつも、親切さが大切だと訴えています。こういったことすべてがなくなってほしい」とつづった。

ゴールデングローブ賞授賞式に出席したセレーナ・ゴメス(2023年1月10日)
ゴールデングローブ賞授賞式に出席したセレーナ・ゴメス(2023年1月10日)
Christopher Polk/NBC via Getty Images

ビーバーに対するSNS上のバッシングが過熱したのは2月だ。

ビーバーは、ゴメスの元彼であるジャスティン・ビーバーと2018年に結婚。その少し前まで、ゴメスとジャスティンは約8年、付き合ったり別れたりを繰り返していた。

そういった背景から、ネット上には「ヘイリーがジャスティンを略奪した」など、根拠のない噂やヘイト発言が以前から投稿されてきた。

しかし、ゴメスとビーバーは2022年10月にアカデミー・ミュージアム・ガラで2ショット写真を撮影し、確執疑惑を否定した。

ジャスティン・ビーバーとヘイリー・ビーバー(2023年3月13日)
ジャスティン・ビーバーとヘイリー・ビーバー(2023年3月13日)
thecelebrityfinder/Bauer-Griffin via Getty Images

ところが2023年2月、ビーバーと俳優でモデルのカイリー・ジェンナーが、ゴメスの行った眉毛の毛流れを整える「ラミネーション」をインスタグラムでバカにしたという憶測が、TikTokに投稿された。そしてこの投稿が拡散し、2人に対する批判が高まった。

ジェンナーは「自分はゴメスの眉毛の投稿を見ておらず、侮辱していない、全くのでっち上げだ」とTikTokのコメントで反論。ゴメスもこのジェンナーのコメントに同意して一連の出来事について「意味がない」と述べた。

しかし、その後にジェンナーのインスタグラムのフォロワーが激減。「インスタグラムでもっともフォロワー数が多い女性」の座を、ゴメスに明け渡した

一方、ゴメスはこのSNS上の過熱を「ばかげている」と呼び、ソーシャルメディアをしばらく休むと宣言した。

今回、ファンの怒りの矛先がビーバーらに向くことを心配したゴメスが、嫌がらせを止めるようインスタのストーリーで訴えたとみられる。

ビーバーは2022年9月、ポッドキャスト「Call Her Daddy」のインタビューで、長年オンラインで攻撃されてきたことを明かし、嫌がらせによって「自分には存在する価値がないと思うようになった」と語った。

さらにこの時、「まだセレーナ・ゴメスと交際している時にジャスティン・ビーバーと付き合い始めた」という噂は事実ではない、と否定した。

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

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