WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で日本時間3月22日、日本代表「侍ジャパン」が14年ぶりに世界一に輝いた。投打の活躍で大会MVPとなった大谷翔平選手。スーパープレーの連続にチームメイトなどから「まじで野球やめたい。同じ競技をやっているとは思えない」「まるで漫画のよう」と評される大谷選手はどんな少年だったのでしょうか。面影たっぷりの写真で振り返ります。
■幼稚園時代
アメリカメディア「バリースポーツ・ウエスト」が2022年の母の日に合わせ、大リーグ・エンゼルスで活躍する大谷選手の幼少期時代を写したショット2枚をTwitter上で公開しました。
1枚目の写真には、黄色い帽子をかぶって水色の制服を着た初々しい表情の大谷選手と、母の加代子さんが写っています。加代子さんは淡いピンク色のそろいのジャケットとスカート姿。2人の背後には、「入園式」の看板が見えます。
もう1枚も、大谷選手と加代子さんのツーショットです。写真の日付には(99年5月14日)と記録されており、約24年前に撮影されたものとみられます。
2枚目の写真は特に、現在の大谷選手の面影を感じられるショットになっています。あどけない表情がなんとも愛らしい...!
アメリカのスポーツ専門局「ESPN」が、2021年にインスタグラムに投稿した写真も注目を集めました。幼稚園で撮られたとみられる写真には、机に座ってまっすぐカメラを見つめ、右手でピースサインをつくるおぼこい姿が写っています。
■高校時代
岩手・花巻東高3年生だった2012年9月に撮られた写真には、日焼けし、伸びかけの坊主頭で提出予定のプロ志望届を見せる様子が写っています。
この年の11月には、ドラフト1位指名された日本ハムとの交渉に父徹さんと一緒に臨みました。緊張した面持ちで、初々しさが感じられます。
12月9日、入団を決めた日本ハムの栗山英樹監督(当時)と笑顔で握手。ここから師弟関係が始まることになるのですが、2023年にWBCで一緒に世界一を成し遂げ、日本中に幸せをもたらしてくれると想像できた人はどれだけいたでしょうか。