「恋をした。30歳年下の人に」
3月18日、タクシードライバーとして働く女性が休憩中、韓国の男性アイドルグループ「ONEUS(ワンアス)」の動画に釘付けになるところから始まる、東京ガスのテレビCM「母の推し活」篇が公開されました。
リアルな推し活を描く映像に、「泣ける」「推し活の解像度が高い!」など共感の声が集まっています。
安藤玉恵さんが演じる主人公は、子育てをしながら働く一人の女性。韓国の5人組男性アイドルグループ「ONEUS」にハマってから、美容室で「推し仲間」に出会ったり、殺風景だった部屋が推しグッズでいっぱいに彩られたり、韓国語を習い始めたりと、世界がどんどんと広がっていく様子が描かれています。
最初は娘も「いい年して恥ず…」と呆れ気味でしたが、家で踊ったり、コンサートに当選して手作りうちわを作ったりと、全力で推し活を楽しむ母の姿に「なんかもう羨ましくなってきた」と応援するように。
コンサートを楽しみに過ごしていた女性ですが、無情にも体調を崩して行けなくなってしまいます。「もうおしまいだ」と弱音を吐くと、娘が「何言ってんの!お母さんの推し活まだ始まったばっかじゃん」とサムゲタンスープを作って励ます。最後は「あなたらしい明日を支えたい」というメッセージでCMは終了。
このCMのリアルな推し活の様子に、「これって私のこと…?」「全オタクが多分泣いてる」「まさに私と娘の会話そのもの」など共感する声がSNSでたくさん寄せられました。
また、「アラフィフ子持ち女性をペルソナにしてるところが、推し活の解像度が高い」と指摘する声も。「恋をした。30歳年下の人に」と言っていることと「ONEUS」のメンバーは20代であることから、主人公はアラフィフ世代だと推測されます。
東京ガスのTwitterのコメント欄には3月18日現在、180件以上のコメントが寄せられ、自分の推しを紹介し合うなど、推し活を楽しむ声で盛り上がっています。
「一歩踏み出せば、そこに広大な世界があった。推しが私たちをその先へ連れていってくれる」(CMより)
推しはやっぱり尊いですね…!