ウォルトディズニースタジオは日本時間の3月13日、公式Twitterで実写版『リトルマーメイド』の最新予告映像を公開した。
折りしも、映画の祭典・米アカデミー賞の授賞式に合わせての解禁となった。注目を集めたのは主役のアリエルだけではない。
同作に登場するアリエルのお目付け役・セバスチャンの衝撃的なビジュアルがSNSで話題になっている。一体、どんな姿なのか。
セバスチャンの姿が衝撃的
セバスチャンは『リトルマーメイド』を代表するキャラクター。アニメ版では「ロブスター」のような見た目をしているセバスチャンだが、ディズニーの公式サイトでは「カニ」と紹介されている。
長年勘違いしていたという人も少なくなく、SNSでは「ロブスターだと思っていた」「えっカニなの」と驚く人もいる。
アメリカでは実写版とアニメ版のセバスチャンをディズニーファンがTwitterで比較した。
ツイートでは実写ならではのリアルさが際立っていて、これには「忘れてたけど、蟹って実際にはこういう見た目だよね」との声も寄せられた。
劇中ではセバスチャンだけではなく、アリエルを取り巻く他のキャラクターたちもリアルに実写化されている。
実写のアリエルをめぐっては賛否両論も
実写版でアリエルを演じるのはハレ・ベイリー。同作のロブ・マーシャル監督が「長期に及ぶタレントサーチの末、ハレはこの役に必要な熱情、心、若さ、純真さ、求められている特性、そして素晴らしい歌声... これら全てを持ち合わせているのは明確でした」とキャスティングの理由を語るほどだったが、オリジナルのアニメーション映画では肌の色が白い人魚のアリエルが黒人女性によって演じられることに対し、賛否両論の声が上がっている。
アメリカではTwitterで「なんでアリエルが黒人なの?」などというコメントや「#NotMyAriel」というハッシュタグもトレンド入りしていた。その一方で、このキャスティングを称賛する声もあり、「彼女はその才能で選ばれたの。肌の色じゃない!」など歓迎する声も数多くある。
同作の日本での公開予定日は6月9日。劇場で実写となった魅力的なキャラクターたちに会えるのが楽しみだ。